ちゃらんぽらんの日記

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高齢化社会を考える ー ヘルスケア編(3)ー

医療費の問題です。

平成 25年度の医療費は、39.3 兆円でした。その4割が入院(15.8 兆円)、5割強が入院外+調剤( 20.6兆円)、歯科が 2.7 兆円です。

医療費の伸び率では、平成21-25年度の5年間で、 各々3.5%, 3.9%, 3.1%, 1.7%, 2.2%で平均すると2.9%ずつ(約1兆円強)増加しています。

65歳以上高齢者人口は平成22年が2948万人、平成25年推計値が3186万人なので平均すると2.7%増加しています。

高齢者人口の伸びと同等かそれ以上に伸びています。

おかしいなあ?

確かに高齢者人口は増加しているけど、大衆薬も出回っているし、処方薬と同じ成分ながら薬局で買える薬も増えているのに。ドラッグストアはどんどん店舗を拡大してきたし。

その分まで加えて(医療費+大衆薬等=広義医療費)と考えれば、老人の増加分以上に広義医療費は増加しているんじゃないの?

さらに健康意識の浸透でサプリやジョギングなどの運動もブームなのに・・・?

本来は、「サプリの売上増+健康用品の売上増+大衆薬等の売上増 = 一定係数×医療保険の支出減」とならないとおかしいんじゃない?

私の懸念は、医療費が毎年1兆円も増加しているのに、何か国の施策が機能していなんじゃないか?という疑問です。支出を適正に抑制するためには「市場」としての機能がワークしている必要があります。

つまり、国の政策は薬価や医療費を抑制するための市場機能メカニズムに重大な欠点があるのではないか?と思えるのです。

(続く)