ちゃらんぽらんの日記

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高齢化社会を考える ー ヘルスケア編(2)ー

東京五輪が5年後の2020年
その5年後に2025年問題がやってくる。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年である。4人に1人の2200万人。その後の10年の2035年までは多死時代になる。この20年間はあっという間に到来する。

前回書いたように介護保険は不公平さを抱えた爆弾であり、若い世代にとっては負担の前払いである。しかし、この負担は解消しなければフェアではない。

年金・医療・介護といった社会保障費はフローでは正常化していくだろう。しかし、それだけではフェアに解消されたことにはならない

資産税として社会還元を行う必要がある。

平成27年度から相続税が改正されたが相続税による還元は有効であろう。

現在は相続税による税収は1兆5千億円程度にすぎない。
しかし、上記の2200万人が10年間で死亡したとすれば年間220万人。
夫婦世帯として110万世帯。財産評価額が5千万円としても55兆円の課税対象額。税額にすると年間8兆8千億円程度になる。

問題は、相続税の使い道である。国庫に入っても使途が紐付けられない。私は、この相続税を若い世代(一定の働く世代)に対して、教育費支援(高校大学以上)・住宅取得改築支援・自己啓発支援に紐付けて支出還元することを法律で明確化すべきだろうと思う。