ちゃらんぽらんの日記

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憲法89条について考える

第八十九条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。


この条文なのですが、「税金で徴収した公の財産を、公の支配に属さない民間事業に使ってはならない。」という至極当然のことを書いています。政教分離の面ではそのとおりで、非課税で税金を払っていないのですから当たり前です。それでは教育事業はどうなのか?博愛の事業はどうなのか?さらに言えば、補助金助成金って公の支配に属しているとして支出して良いのか?と疑問が次々と浮かんできます。

公の支配は国や自治体の監督を受け是正勧告が出せることのようです。それでは会計検査院などが補助金の使われ方の具体的な証票や資金の流れなどを全てチェックしているかといえばそうではありません。20兆円を超える補助金の全てをチェックするのは不可能です。

ということは、「全てが公の支配に属しているわけではない」ということになります。一部でも公の支配に属さない部分がある補助金とは補助金の存在そのものが憲法違反ということになります。

安倍政権の緊急解散で選挙が間近に迫っていますが、どの政党も一国民のこのような素朴な疑問には答えてくれていません。残念!